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久しぶりのBLSコース参加
  福井では、しばらくコースをしていません。ガイドライン2010の正式な教材をでるまで様子を見ようかと考えているところです。で、他のファカルティによるコースに参加させて頂きました。補足資料と2005のコース教材を使って2010仕様とするコースです。
 
 とある病院の中で「AHAのBLSインストラクターを育てて、院内講習としてBLS-HCPを開催できるようにしよう」という目的で、コースディレクターを育成している一環での、HCPコース開催でした。
 
 福井県では安土病院が最初にそういった取り組みをしました。インストラクターを育成し、事務職、給食、清掃を含めた職員全員にHCPを受講させ、看護師にはACLSも受講させるという、アメリカ的な取り組みでした。
 それなりの立場にある看護師にはICLSインストラクターなども取得させ、その結果、院内での緊急事態における結果が良くなったといいます。
 
 その後、福井県済生会病院がAHAとITC契約を結び、院内研修としてAHAのコースを展開し始めました。また、福井市内の長内歯科医院ではインストラクターはいませんが、院長はBLSからACLSなどを受講し、スタッフ全員にBLS-HCPを受講させて、危機管理に努めています。
 
 38度を超える熱発の中、たくさん勉強させて頂きました。まぁ、病人が来ては参加者全員にとって迷惑な話だとは思いますが、1ヶ月前からの約束でしたし、インフルエンザ検査で陰性でしたし、、、ごめんなさい。
 40度を超えると、文字通り動けなくなります。以前、勤務中に自室で40度を超えて動けなくなり、何とか下熱剤を内服して2時間ほどで39度ちょっとまで下がってから動けるようになりました。ふらふらと救急部を受診して事情を話し、あきれられた事があります。そんな状態で診療をしていたのかと。
 まぁ、午前の診療を終えるまでは普通に動けていましたし、、、ごめんなさい。
 
 話を戻しますが、定期的な院内研修って、大事ですよね。多くの病院では救急部などがインストラクターを担当する事が多いようですが、タダでさえ忙しい診療科なのに、そんな仕事まで請け負ったら大変です。
 特定の人達に押しつけず、自分たちで自主的に指導し合う。そんな環境を作るのにAHAのBLS-HCPインストラクターは手軽だと思います。インストラクターになるのは難しい事ではありませんし、基本的にDVDが教えるコースですので、インストラクターによる手技のバラツキが少ないです。
 
 ICLSなどは費用が少なくて良いのですが、開催にはコースディレクターである医師の存在が不可欠で、固定された教材や指導基準が無いという欠点があります(これが利点となるケースもありますが)。
 
 MFAもインストラクターになりやすく、教材も優秀なのでおすすめです。MFAは一般企業や学校などで普及すると嬉しいかなぁ。
author:dr-mimimi, category:コース報告BLS, 18:50
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マネキンバッグ
  BLSマネキンのバッグを追加購入しました。今のところ個人所有しているBLS訓練用マネキンは
 
  成人マネキン リトルアン 6体
  小児マネキン リトルジュニア 8体
  乳児マネキン ベビーアン  8体
  AEDレーなー 4台
  バッグマスク マネキンと同数
 
 ですが、これらの資材を運搬するのは大変です。マネキンに加えて映像機器もありますから、台車を使って何往復もし、マネキンが台車から転げ落ちたりと、苦労が絶えません。
 

 
 そこで、リトルアンやリトルジュニアを4体入れて運ぶバッグを購入しました。僕がリトルアンを購入した時代は4体入りは存在しなかったので、1体ずつのバッグに入っています。
 NPOを立ち上げてマネキンを購入した際に4体入りバッグの存在を知り、実際に使ってみて非常に便利でした。
 
 唯一の問題は、重たい事とかさばる事。4体同時に運ぶ事になりますので、階段を上がる必要性があるときは大変です。それでも搬送中に台車から転がり落ちたりすることもなく、バッグには小さな車輪もついているので、屋内での移動はラクチンです。
 4体分の固まりなので、車に積む場合は注意が必要です。1体バッグは狭いスペースに詰め込むという荒技が可能でしたが、4体パックではあらかじめ広いラゲッジスペースが必要になります。
 

 
 貸し出しの時に宅急便で送るには、4体バッグが便利です。これからは状況に合わせてバッグを使い分けできそうです。一番のメリットは、自宅での収納だと感じています。ACLS用のマネキンや除細動器、映像機器を含めた講習器材が自宅の6畳間を1室そのまま占領しています。そしてBLSマネキンの山で雪崩が発生すると、救助活動が大変です。書籍の山を巻き込むと、さらに救出活動が困難になります。4体用のバッグは、そのような災害防止の観点でも有用です。
 
 各種コースの開催は、ガイドライン移行用の暫定教材ではなく、正式な2010年教材がでてからの開催を検討中です。春、4月の下旬や5月からの開始になりますでしょうか。
author:dr-mimimi, category:日々のトピック, 11:09
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再会
  個人的な日常ネタですが、久しぶりに、行きつけの店に出かけました。皆さんは、○○○ならここ!と決めた店がありますか?
 
 十数年前から、お菓子作りのの材料、道具でお世話になっている店があります。そのお店は取り扱っている材料が豊富で、品質の良いものがたくさん手に入ります。
 
C&C Fukui
http://www.karyo.co.jp/store/
 
 そして店長さんも非常に親切で、いろいろとアドバイスを頂いたりしました。クリスマス、ホワイトデー、同僚の誕生日など、お菓子を作るたびに、色々とお世話になっていました。
 
 最近はお菓子作りも流行っているようで(夢色パティシエールの影響?)、スーパーなどにも材料を扱っているコーナーが増えました。でも、やはり専門店の扱う商品の品質は、すごく良いと感じています。ドライフルーツ類も、生クリームも、味が全然違います。材料などは、「この店でしか買わない!」と決めています。
 
 ずっとそのお店で買い物をしていたのですが、結婚してからお菓子作りを一時停止していました。ここ7年近く店長さんにお会いしていなかったのですが、子供たちをつれて店にはいると、一目で「お久しぶり!」と声をかけて頂きました。嬉しかったです。
 
 しかも、僕の職場や職業、出身地など、7年以上前に話した事を良く憶えていてくれたんです。いやぁ、単なる一人の「客」の事をここまで憶えていて頂けるとは、、、嬉しいです。その上、こだわりの材料までしっかりと。
 
 娘がお菓子作りに興味を持ち始めたので、これからはこのお店を利用する機会が増えてくると思います。最近は大型ショッピングセンターなどが増え、商店街がかげってきている福井市内ですが、皆さんも商店街との暖かいつきあいを見直してみてはいかがでしょう。
author:dr-mimimi, category:日々のトピック, 11:49
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ファーストエイド
  AHAがガイドライン2010をリリースして、コアな方々の間では話題が続いていますね。話題の中心はAHAのBLS、ACLSといったコースに関することが多いようですが、できればファーストエイドにも目を向けてみてください。
 
 福井ではAHAのハートセイバーファーストエイドコースを日本語版で開催し続けて5年になりますが、ファーストエイド関係のコースは他の団体も提供しています。
 メジャーな世界規模団体としては、メディックファーストエイド(MFA)でしょうか。日本で初めて一般市民向けのAEDコースを開始した団体ですが、BLSだけでなくファーストエイドを統合した分かりやすいコースです。
 
 2児の親としてもファーストエイドコースは重要だと感じている訳ですが、ここで古い本を1冊、紹介します。

 
 2000年に和訳、発行された本ですが、もとは First Aid for Children Fast という、イギリス赤十字監修の洋書です。
 その後、イギリスでは2006年にも改訂版を出版していますが、和訳はされていません。
 
 この本、古いので入手困難ですが、「基準が古い!」と言わずに、図書館などで見つけたら手に取ってみてください。すごいんですよ。
 
 内容を見ますと、一部の記載は、AHAの2005FAコースで「○○○しないで下さい。」とか、してはいけませんとかいう内容と相反していたりします。でもそれは、
 
・2000年の出版物だから(単に古いだけ)
・イギリス赤十字のファーストエイドであり、アメリカ(AHA)とは違って当然
 
といった理由からです。多少の違いがあっても、内容的にすごく参考になります。
 

 
 実際の写真で分かりやすく説明されています。上の写真の左側は電撃です。写真では見えにくいのですが、赤い服を着た子供がハサミを持ったまま、電気スタンドのコードの横で倒れています。いたずらで電気コードを切ろうとして感電した状況です。
 
 水色の服を着た母親は、ほうきの柄で電気コードを遠ざけたり、タオルを足に巻いて牽引し、電源から遠ざけようとしています。AHAのFAコースでは、感電している人に触れてはいけませんとか、主電源を切ってから近づきましょうとか、イメージしにくい説明をしています。でもこの写真は、非常に理解しやすいですね。
 

 
 そして電撃やけど、化学薬品でのやけどです。実際に怪我のメイクアップをした子供を使った写真で、非常に分かりやすく説明されています。
 
 AHAのガイドラインが2010になり、AHAは日本をコース開催のビジネスとしての重要な市場だと認識し始めました。そしてついに、ファーストエイドコースも正規日本語版がリリースされる事になりました。
 
 ここで心配したいのは、「本当に日本の現状に側したコース内容になるのか?」という事です。
 
 AHAのガイドライン2010とは、アメリカ国内におけるガイドラインです。世界共通のガイドラインではありません。そのため、アメリカの医療事情、社会事情を基準としています。
 
 一番分かりやすいのは、歯の外傷に関する話。日本では、とてもあり得ない!というか、アメリカ的だなぁと感じられる、「×××の時は、○○○して下さい」という内容があります。
 
 それは何かって?
author:dr-mimimi, category:FA, 18:51
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パソコンのモニターを新調
  新年早々、パソコンをいじっています。ワイドの液晶モニターをもらったので、早速繋いでみました。
 
 印象としては、違和感のかたまりというか、なんというか。。。今までは、17インチのCRT(ブラウン管)2台と、15インチの液晶1台の合計3モニターで仕事をしていました。3台とも、古典的な解像度1024×768でした。
 
写真の仕事をする時、微妙な色調の違いは、液晶よりもCRTの方がきれいに表現できていて、使いやすかった。
 
写真1枚をを1つのモニターに目一杯表示させて、画像加工ソフトのツールバーなどを液晶モニターに集めておくと、作業しやすかった。
 
ホームページなどを作る際に、複数の作業画面を表示させて、比較検討しながら作業が出来た。
 
学会発表の準備の時は、スライドと草稿を並べて表示させて編集しやすかった。
 
 などなど、色々な兼業に関して便利だった訳です。でもブラウン管2台は大きくて邪魔だし、メーカーも製造を止めてしまったし、時代は液晶かなと。
 
 今回頂いたのは、三菱のダイヤモンドクリスタ23型。解像度は、1920×1080です。理解の範疇を超えるような値で、今までのモニターの約2台分をカバーしてくれます。慣れないせいか非常に違和感が強く、目も疲れるような気がします。液晶の方が目に優しいはずなのに、明度やコントラストを調整しても何かが変で。。。
 
 アナログな人間には向かないようです。早々に、元に戻してしまうかも。。。
author:dr-mimimi, category:日々のトピック, 18:36
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あけましておめでとうございます
  2011年ですね。新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
 
 2日の朝にYahooニュースを見ると、さっそく目についたのが餅による窒息事故。東京だけでも11件ほどの緊急通報があり、3名ほど亡くなられたとか。冥福をお祈り申し上げます。
 
 もちは日本の文化。どんなに年をとっても、、、と言うより、お年寄りほど、正月のお餅無しにはいられないのだと思います。窒息の予防として小さく切る、十分な水分と一緒に摂食するなどが考えられますが、それだと食べた気がしないのでしょうね。。。
 
 不幸な事故が無くなるよう、みんなで色々と考えていきたいものですね。
 
 さて、幸運にも1週間の冬休みを頂き、子供達と楽しく過ごす事が出来ました。東京から福井に戻る時は昼の12時発、到着は30分遅れの夜8時半でした。夜行バスより安価な昼バスですが、4列の窮屈シート、車内にトイレなし。若者は大丈夫でしょうけど、老体には堪えました。。。もう乗らない!
 
 そして東京に戻るのは夜行バス。3列シートでゆったりなのですが、東京に着く頃には足がむくんで、靴が窮屈になっていました。これは体に悪い。やはり若者にとっては何ともないのでしょうが、年をとってから無理をするものではないなぁと、つくづく感じました。
 下手をすればエコノミー症候群?夜行バスにはトイレが付いていたので、好きなだけ水分をとって、トイレに行く事が出来ます。トイレの付いていないバスではそういう訳にも行かず、体調も崩しやすいです。やはり僕のような年寄りは、2倍近い金額を払ってでも、健康を優先して新幹線に乗るべきかな。。。
 
 皆さんのこれからの1年が、今までの1年よりも更に良い年でありますよう、お祈り申し上げます。
author:dr-mimimi, category:日々のトピック, 08:32
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クリスマスの前夜ですが?
  世の中は、(日本的)クリスマスムード一色ですね。。。
 
 キリスト教徒でもないのにクリスマスだとはしゃぎまわる愚かしい若者たちに「クリスマスは明日だぞ?!」と心の中で問いかける。帰宅経路の渋谷〜新宿〜池袋と、不思議な雰囲気でいっぱいでした。
 
 クリスマスイブといえば、家族で団らん。夜には教会に行って、帰りには住宅街を流して飾り付けの有名なお宅の庭を拝見する。毎年、すごい飾り付けをして、近所どころか遠方からも見物に来るような「名所」的な家があったりするんですよね。
 翌日にはツリーの下にプレゼントがあり、ゆっくりした後は教会に行って、知人と会話を楽しむ。聖歌隊に所属したりベルクワイヤーをしてみたりといった時期もありました。
 暖かくも懐かしい日々ですが、単身赴任ではちょっと。。。
 
 そんな精神的負荷の中で、もやもやを晴らすべく爆弾の続きを一発。
 
・補足教材を使ってまで、する必要があるの?正式な教材がでるまで
 2005のままでもいいんぢゃない?
・2005の教材を使えるのが来年の3月までって、おかしいんぢゃない?
 
 いや、2発か。。。
 
 ガイドライン2010に対応したBLS教材(英語版)がリリースされるのは、3〜4月頃と言われています。ガイドラインそのものはすでにリリースされていますので、受講する側としては2010に準じた講習を受けたいと思うのが筋ですね。
 
 そこで2005の教材に補足資料を付け加えて、2010に準じたコースとする方策がとられました。でも、これがまたいい加減なんですよね。
 インストラクターネットワークで配布されている動画は、「え?そうなの?ハイライトで行っている事と違うぢゃん?」ってな場面もあります。そして何より、リリースされた動画は成人の手技のみ。小児や乳児部分の差し替え動画はリリースされていません。
 
 2010準拠をうたいながら、見せる動画は2005のまま。そしてインストラクターが、「あぁ、これは違いますから。。。」と口頭で説明する???
 今後推奨されるであろう手技とは違った手順の動画を見せられ、そして動画のどの部分がどう違うかを説明され、受講生は混乱する事でしょう。AHAの教育理念とは逆行するような気がしますが?まだ2005のままでもいいんぢゃない?
 
 2000→2005の時は、新しい教材がリリースされ、それが行き渡るであろう数ヶ月が経過してから2000でのコース開催が停止されました。今回、2月の末までにアップデートを済ませて、2005の教材を使ったBLSコースは3月以降は出来ないというような発表がありました。それもおかしくね?
 
 英語版が3月にリリースされるにしても、日本語版がリリースされるのは、その4〜6週間後。それが行き渡るのにも時間がかかります。新しい教材をざっと勉強して、実際にコースに使えるようにするためにも時間がかかります。
 
 2010の正式教材がリリースされて数ヶ月経過するまでは、2005のコースを認めるべきでないかい?
 
 まぁ、当分は混乱が続きそうです。
author:dr-mimimi, category:日々のトピック, 19:14
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ガイドライン2010対応コース開始〜本当に必要なのか?
  ガイドライン2010に対応したBLSコースを開催するにあたっては、2005の教材に加えて補足用の動画、移行期間用のスキルチェックシート、移行期間用の筆記試験が必要です。そしてついに、筆記試験がリリース!クリスマス休暇前で間に合わないんぢゃないかと思っていましたが、予想外の展開でした。
 
 さっそく昨日は、とあるITCで2010対応コースを開催されたようです。補足用の動画は日本語字幕付き。すごいですね。
 
 話は飛びますが、パソコンのCPUを交換しました。先日、メモリーを3倍に増設したという記事を記載しましたが、それでも不十分だったのでCPU交換に至りました。パソコンは8年前に作ったSocket478。Penの2.0GHzを乗せていたのですが、今回はマザーボード対応のぎりぎり3.2GHzにしました。1.5倍!
 感想は、「はやっ!」。Mixiのアクアリアムでは魚が飛ぶような速さで動き、字幕作業のレンダリングは、あっという間に完了します。新しいパソコンを買わなくても、これで十分かな。コスト的にはメモリーとCPU(ヤフオクの中古)合わせて1万5千円程度。新品のパソコン導入コストの1/10以下でおさまりました。自作で新調すると、コストがかさむんですよね。
 
 そこで調子に乗って問題発言を展開。
・ガイドライン2010に、慌ててあわせるひつようがあるの?
・補足教材を使ってまで、する必要があるの?正式な教材がでるまで
 2005のままでもいいんぢゃない?
・2005の教材を使えるのが来年の3月までって、おかしいんぢゃない?
 
 こんな事を言っても良いのか?って感じですが、まぁ独り言ですから。
 
 新しいガイドラインのハイライトがリリースされて、ずっと分からない事がありました。それは、「蘇生のABCが、CAB(キャブと発音します)に変更!」というキャッチです。
 
 その流れ、いわゆるアルゴリズム表をイメージできずに、ずっと悩んでいました。ハイライトを読み込んでも理解できず、ガイドラインをダウンロードして、本を個人輸入してアルゴリズム表を見てからも、もやもやが晴れませんでした。ABCがCABに変更になったというより、

今までの流れで、最初のステップが省略されただけ

ぢゃん?って思っていました。先日、とあるITCのドンと話をする機会があり、「意味わかんねぇよ」って疑問をぶつけてみました。返ってきた答えは、「そのまんまですね」
 
 僕の中のイメージでは、今までのBLSのアルゴリズム表は
ABC-CAB-CAB-CAB-...
でした。つまり、

意識の確認 意識がないので緊急通報
A気道確保して呼吸の確認
B呼吸がないので、息の吹き込みをする
C脈の確認
 
C胸骨圧迫
A気道確保して
B息の吹き込み
 
以下繰り返し
 
 2010では、イメージ的に
意識の確認 意識がないので緊急通報
気道確保のような手技を使わずに、ざっと呼吸の確認(上記のA省略)
初動での息の吹き込みはしない(上記のB省略)
C脈の確認 これは、救助者の立場、経験により省略
 
C胸骨圧迫
A気道確保して
B息の吹き込み (AとBは、立場、状況により省略)
 
以下繰り返し
 
 確かにABCがCABに変更された訳ですが、そんな表現を使うよりも、「初動の手技を省略!」と言われた方がよっぽど理解しやすいと思います。少なくとも、僕の周囲のHCPではない方々はそうでした。CABとはなんぞやという質問が相次ぎ、ハイライトを読んでも理解できない、説明されても分からないという人が多く見受けられました。
 で、日本語化したアルゴリズム表を見せると、今までとほとんど同じででは無いのか、何処が違うのか?そんな意見が帰ってきました。
 
 もとより一般の方への講習では、初動における呼吸の確認も息の吹き込みも難しいです。フェースシールドやフェースマスクを持ち歩いている人がいるのか?という疑問があります。
 そのため、2005の段階でもボランティア講習では、ざっと呼吸の確認をして、普通じゃなければ胸骨圧迫から開始でした。息の吹き込みは、AEDと救急セットが到着した時に可能なら開始。無理なら胸骨圧迫のみで続けるというスタンスでした。
 
 つまりHCPではない方々は、事実上、今までしてきた流れがAHAの言う「新しいCABのステップ」だったんですね。だったら、慌てて2010に食いつく必要は無いのでは?
 
 2000から2005になった時は、手技に大きな違いがありました。胸骨圧迫と人工呼吸の比率が大きく変わったり、指導方法が大きく見直されたり。そのために新しい手技にこだわったりもしましたが、今回はそれほど大きな違いとは言い難いと思っています。
 
 手技的に大きな違いが無い以上、これから着目しなければいけないのは、いかに周囲の方々に早期に手助けをしてもらうかという事だと思います。
 正常な呼吸とあえぎが分からず、呼吸していると思い込んで放置。AEDがショックの適応ではないと言ったために、何もせずに放置。その状況を改善する方向に力を入れたいと感じます。
 
 所属NPOで今まで小学校中学校で講習会を行い、色々な試みをしてきました。その、今までしてきた事を考えると、慌てて2010を強調する必要は無いのではと感じました。
(あくまでも、NPOで活動してきた事、指導してきた内容をふまえて、、、です)
 
 AHAのコースとしてはどうでしょう?Family and FriendsコースやHS-CPR and AEDコースでは2010が大きな意味を持ってくるかもしれませんね。HCPではアルゴリズム表の流れを憶えてもらうのではなく、ACLSのようなチームプレイ、その他の要素が重要になってくるのかもしれませんね。
 
 長い文章になってしまいましたので、続きは後日。
author:dr-mimimi, category:AHA一般, 09:02
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年末ですね
  今年も終わりが近づき、皆さん、忙しい日々をお過ごしではないでしょうか?
 
 忘年会、大掃除、年越しの準備、そして年が明ければ初詣、新年会。。。忙しいですね。
 
 まずは忘年会。もう予定が終わってしまった方も多いかと思いますが、飲酒に事故はつきもの。くれぐれも事故に巻き込まれないよう、そしてその前に、周囲の人が事故を起こさないよう、十分に注意しながら楽しんでください。
 
 忘年会は終わっても、もうすぐクリスマスのイベントです。家族で外食、友人と外食+飲酒なんてこともありますね。
 クリスマスで気をつけて頂きたいのがイルミネーション。最近流行っていますね。LEDを使っていて消費電力が少ないからエコだとか何とか宣伝していますが、それを作るために資源を浪費して、余計な電力を使って飾り付ける訳ですから、エコでも何でもありません。その点を考えながら楽しみましょう。
 アメリカにいた時は、イルミネーション装置による発火、火災が問題視されていました。テレビ番組でもどんな状況で発火するのか、火事になるのかを実験したりしていました。最近のイルミネーション装置については不明ですが、電気を使う以上、ショートや発熱などは絶対に避けられません。十分に注意してください。
 
 大掃除。もう始めていますか?大抵の方は、クリスマスが終わってからではないかと思います。実は我が家では、「大掃除」と言えるような大がかりな掃除は秋に済ませてしまいます。年末は軽く。
 
 寒い時に窓を全開にして掃除をしたり、水を使ったりっていうのは、大変な労力だと思います。そして問題も発生しやすいです。ですから暖かいうちに「大変そうな場所の掃除」を済ませてしまうのが、我が家の方針です。
 
 掃除をする時の安全対策も忘れないでください。大学病院にいた時は、研究室が1階〜4階にありました。窓を拭く場合、1階の外窓は脚立を出して、足場をしっかりさせて掃除。2階以上は、建設作業員などが使う、高所作業用の安全ベルトを使って、窓ふきをしていました。まぁそれでも充分とは言い切れない訳ですが、安全対策は重要です。思わぬところに事故が潜んでいますから。
 
 そして年越しの準備といえば餅つき。先日も職場で餅つき大会がありました。実家でも毎年のように餅つきをしていますが、木で出来た臼と杵を管理するのって大変なんですよ。使う前と使った後の手入れも大変ですし、保管しておくのも乾燥して割れたりしないように十分な管理が必要です。
 
 そして餅と言えば窒息ですね。まぁ、それについてはクリスマスが終わる頃にでも。。。
author:dr-mimimi, category:日々のトピック, 11:10
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インストラクターアップデート
  所属ITCの、インストラクターアップデートに参加してきました。
 
 AHAの各種インストラクターがガイドライン2010に準拠したコースを開催するには、
1,アップデートコースを受ける。
2,ガイドライン2005の教材に、暫間的な公式資料を追加する。
必要があります。
 
 1については、インストラクターネットワークにてイーラーニングで登録できるようになるそうですが、各ITCが公式に開催するコースに参加する事でクリアーできます。イーラーニングは、時期は不明ですが日本語版もリリースされるそうです。
 
 2については、まだ中途半端です。つまり現在のところ、公式書類が出そろっていないので、2010の公式コースはハートセイバー以外は出来ない状態です。12月中にはリリースする予定だとAHAのアジア関係者が話していたそうですが、奴らはクリスマス休暇がありますから、12月中と言えば20日頃までが限界。大丈夫かなぁ。
 
 シカゴやサンディエゴで開催されたAHAのアップデートの内容は、「ガイドラインのハイライト」に記載された内容そのまんまだったそうです。極端な話、旅費の無駄だねって。
 わざわざアメリカまで出かけて話を聞かなくても、日本語版でリリースされていたハイライトを勉強すれば済むような事だったとか。
 
 結論:せっかく日本語でリリースされたハイライト。穴が空くほど、すり切れるほど読み込んで勉強しましょう。
author:dr-mimimi, category:AHA一般, 21:35
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