- 久しぶりのBLSコース参加
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2011.01.15 Saturday福井では、しばらくコースをしていません。ガイドライン2010の正式な教材をでるまで様子を見ようかと考えているところです。で、他のファカルティによるコースに参加させて頂きました。補足資料と2005のコース教材を使って2010仕様とするコースです。
とある病院の中で「AHAのBLSインストラクターを育てて、院内講習としてBLS-HCPを開催できるようにしよう」という目的で、コースディレクターを育成している一環での、HCPコース開催でした。
福井県では安土病院が最初にそういった取り組みをしました。インストラクターを育成し、事務職、給食、清掃を含めた職員全員にHCPを受講させ、看護師にはACLSも受講させるという、アメリカ的な取り組みでした。
それなりの立場にある看護師にはICLSインストラクターなども取得させ、その結果、院内での緊急事態における結果が良くなったといいます。
その後、福井県済生会病院がAHAとITC契約を結び、院内研修としてAHAのコースを展開し始めました。また、福井市内の長内歯科医院ではインストラクターはいませんが、院長はBLSからACLSなどを受講し、スタッフ全員にBLS-HCPを受講させて、危機管理に努めています。
38度を超える熱発の中、たくさん勉強させて頂きました。まぁ、病人が来ては参加者全員にとって迷惑な話だとは思いますが、1ヶ月前からの約束でしたし、インフルエンザ検査で陰性でしたし、、、ごめんなさい。
40度を超えると、文字通り動けなくなります。以前、勤務中に自室で40度を超えて動けなくなり、何とか下熱剤を内服して2時間ほどで39度ちょっとまで下がってから動けるようになりました。ふらふらと救急部を受診して事情を話し、あきれられた事があります。そんな状態で診療をしていたのかと。
まぁ、午前の診療を終えるまでは普通に動けていましたし、、、ごめんなさい。
話を戻しますが、定期的な院内研修って、大事ですよね。多くの病院では救急部などがインストラクターを担当する事が多いようですが、タダでさえ忙しい診療科なのに、そんな仕事まで請け負ったら大変です。
特定の人達に押しつけず、自分たちで自主的に指導し合う。そんな環境を作るのにAHAのBLS-HCPインストラクターは手軽だと思います。インストラクターになるのは難しい事ではありませんし、基本的にDVDが教えるコースですので、インストラクターによる手技のバラツキが少ないです。
ICLSなどは費用が少なくて良いのですが、開催にはコースディレクターである医師の存在が不可欠で、固定された教材や指導基準が無いという欠点があります(これが利点となるケースもありますが)。
MFAもインストラクターになりやすく、教材も優秀なのでおすすめです。MFAは一般企業や学校などで普及すると嬉しいかなぁ。
- 夏休みの自由研究
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2010.08.02 Monday4にんでこじんまりとBLSヘルスケアプロバイダーコースでした。いつもなら広大なリハビリ室で行うのですが、広すぎてエアコンが効きにくいので場所替えしました。
待合室。4人の受講生なら、丁度良いかも。
皆さん、楽しんで頂けたようです。ご参加ありがとうございました。しかも試験は全員が満点。すごいですね!
そしてこちらの方。受講目的は、「夏休みの自由研究」です。“夏休み”って事は、年齢は、、、秘密です。予習を十二分に行っていて、手技も筆記試験もす〜らすらと。すごい!
アメリカではずいぶん前から高校生のBLSインストラクターが存在しましたし、日本でも出てきたようです。この方も親子そろって勉強熱心です。将来はインスト?
- 出張BLS 歯科医院にて
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2010.05.23 Sunday今日は福井市内の歯科医院で、出張BLS-HCPコースでした。
http://www.osanai-dc.com/
長内(おさない)歯科クリニック。2010年6月1日から診療スタートの、新しい歯科医院です。医院長は京都大学口腔外科、福井大学口腔外科、その他の施設で経験を積んで、福井で開業。スクーバダイビングやMFAの一次救命処置インストラクターの経験があり、AHAのBLSやACLSを受講されたことがあります。
そして今回、新規開業のスタッフにもちゃんとした訓練を、、、と言うことで、BLS-HCPコースを導入されました。
狭い。。。さすが新しい医院だけに広くてゆったりとした設計をされていますが、BLSマネキン5体を並べるのは困難です。1週間前にマネキンを並べて先生と協議したのですが、「医院内での緊急事態を想定してコース開催して欲しい」という強い要望で、院外の広い講習スペースを確保する案は却下。狭くて大変でも院内で開催することにしました。
1名の受講生に対してリトルアン1体、リトルジュニア1体、ベビーアン1体。バッグマスクにAEDトレーナーに、、、すごい荷物の移動です。
スタッフの皆さん、勉強熱心です。
AEDは、フィリップスのHS1を導入されています。受付の棚が定位置ですので、そのとなりにAEDトレーナーを置き、救急カートにバッグマスクを置きました。AEDの訓練では、診療室から受付まで走ってAEDを取りに行き、救急カートからバッグマスクを取ってマネキンまで戻ります。
AEDトレーナーはFR2でして、医院のモデルとは違います。ごめんなさい。でも皆さん、スムーズに使用できました。素晴らしい!!
スタッフ全員がBLS-HCPのカードホルダー。そんな歯科医院は、福井で初めてではないでしょうか。すごい!!
- BLSヘルスケアプロバイダーコース
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2009.11.01 Sunday今日は珍しく午後にHCPをしました。
天気予報は曇りのち雨。午前は良い天気で暑いくらいだったのに、午後は予報通り、雨になってしまいました。福井の天気は難しい!
今回は地元病院の看護師さんたちにご参加頂きました。ありがとうございました!
さすがナースというか、病棟ならではのご質問も頂き、こちらも勉強になりました。インストとして、受講生から学ばせて頂くことって、結構多いんです。
事前の勉強もしっかりされていて、テキストは書込、チェックペン、付箋だらけでした。僕が初めてHCPを受講したときよりもたくさんちぇっくしてある。すごい!!
その調子でACLSやPALSまでがんばって下さいね。ありがとうございました!!
- BLS、FA、PEARS
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2009.10.18 Sunday今日は、ハートセイバーファーストエイド、BLSヘルスケアプロバイダーコース、PEARSの3本立てでした。忙しい!!そしてデジカメで撮影した写真は、エラー表示が出たと思ったら全ての画像が消え失せていました。ショック!!
全てアメリカのトレーニングセンターであるAMR登録のコースでしたが、今回はなんと、日本ACLS協会ITCのインストラクターさんにもお越し頂きました。ありがとうございました!!
日本には8つほどの国際トレーニングセンターがあり、さらに私たちのようなアメリカのトレーニングセンター所属のインストがコース開催をしています。でも目的はみんな同じ「救命率の向上と住みよい社会」です。今回のように違うトレーニングセンターの方と交流を持てたことは、非常によい経験でした。
午前中にBLSヘルスケアプロバイダーコースとハートセイバーファーストエイドコース、午後にPEARSでした。PEARSは今まで福井でしか開催されていませんでしたが、11月には東京での開催もあります。Nsにはお勧めのコースですので、小児科関係に限らず色々なパラメディカルに受講して頂ければと思います。
写真はPEARSのBLSセクションです。ACLSやACLS-EP、PALSもそうですが、二次救命処置に関するコースにはBLSのスキルテストが含まれています。土台となるBLSがちゃんと理解できていなければ、先に進むことは出来ないのです。みなさん、BLSをしっかり復習して下さいね。
PEARSは11月の末にも開催を予定しています。興味のある方はぜひどうぞ。
- BLSヘルスケアプロバイダーコース
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2009.09.06 Sunday今日のコースにも、静岡と群馬のインストラクターが来てくれました。遠方からわざわざありがとうございました!!
受講生の方も地元の方々でしたが、参加動機が素晴らしかったです。ありがとうございました。今後のコースにも遊びにいらして下さい!!
静岡のマニアックインストが、自前のAEDを披露してくれました。日本光電の新型!!(あれが連邦の新型か、、、)
小児用パッドは不要で、スイッチで小児モードと成人モードを切り替えます。フィリップスのようなキーは不要です。すごい!
僕の持っている9200はパッドのコネクターが小さく、しかも変な狭い所に接続されているので、パッドの交換に手間がかかります。でも、この新型はコネクターが大きく、簡単に交換できます。胸毛の問題やパッドの問題が発生しても簡単に交換!すげぇ!!
というわけで、コースネタよりも参加したマニアックなインストのAEDネタになってしまいました。次回のご参加(受講生の方)をお待ちいたしております!!
- BLSコース
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2009.08.10 Monday昨日もBLSヘルスケアプロバイダーコースで、看護師、会社員の方にご参加頂きました。ありがとうございました。
インストラクターも太平洋側や関西から参加がありました。お疲れ様でした。
子供と一緒に見学参加の方もいらっしゃいました。周囲に余ったマネキンがあるのを見つけて、自主的に練習。凄い!
受講生の“AED小児用パッドは、成人に対して使える?”という質問に対して、うしろから×のサイン。凄い!子供でも何度も見学に参加すると、いろんな事をどんどん憶えていく!やはりCPR教育は小学校から始めるべきでしょうね。
ポケットCPRを見つけて、使っていました。小児マネキンに対して使っていますが、本来は成人用の器具です。
だから胸骨圧迫の度合いが弱いと判断され、ランプが1個しか点灯していません。でも、いいんだよ。そうやって自主的に練習しようと言う意欲が大事なんだから。
定番のドーナツも、3こ食べていました。食欲旺盛!
皆さん、筆記試験も高得点で合格でした。おめでとうございます!!
- 中学校での講習会
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2009.07.16 Thursday今日は、市内の中学校で、生徒30人を対象とした講習会を開催しました。
マネキン15体(生徒2人に1つ)
AEDトレーナー7台(生徒4人に1つ)
これらを校舎4階の会場に運ぶのは大変です。エレベーターありませんから。幸にも、生徒たちが手伝ってくれました。ありがとう!!
第1印象は、大丈夫かなぁ、、、という不安でした。マネキンに触るのは恥ずかしい。ましてや人工呼吸の練習なんて、もっと恥ずかしい。
僕も、初めて心肺蘇生の講習を受けたときはそうでした。ですから無理強いせずに、少しずつ導入。
マネキンに口を近づけるのもためらっていた生徒たちですが、講習が進むに従って積極的になり、AEDの練習で順番待ちをしているときは、余ったマネキンで自主的に練習をしてくれていました。素晴らしい!!
やはり心肺蘇生の訓練は、若いうちから始めるべきですね。飲み込みが早いです。
参加の皆さん、先生、ありがとう。またよろしくお願いします。
帰ってから、マネキンバッグの清掃、ボディーの清掃、フェースと肺の交換、、、力尽きましたが、生徒たちの笑顔が活力源。また次回も頑張ります。
- BLSコース
- BLSヘルスケアプロバイダーコース
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2009.06.15 Monday6月14日、BLSヘルスケアプロバイダーコースを開催しました。遠方からお越し頂き、ありがとうございました。
今回は全員看護師で、勉強熱心な方々でした。上司に勧められて・・・不調にも相談して・・・素晴らしいことだと思います。ありがとうございました。
コース風景を撮影することは出来ませんでしたが、参加してくれたベビーの写真を掲載します。
7ヶ月だそうです。ベビーアンより、一回り大きいかな。これを見ると、ベビーアンは5ヶ月を目安に作られているのでしょうか?でも赤ちゃんの成長や体格ってバラツキが激しいですし、明確な基準はないのかもしれません。
ベビーアンは身長に比べてやせ形で、重量は非常に軽いです。本物のベビーは、ずっしりと重いです。窒息が発生した場合に、こんなのを膝の上にのせてバックスラップとチェストスラストが出来るのか?非常に難しそうです。。。
今回参加して頂いた方々で、すでにお子さんがいらっしゃる方は3/4でした。窒息を含めた乳児や小児のBLSに関する教育は、子供が出来る前に経験できると良いでしょうね。
ご参加ありがとうございました。皆さんパーフェクトでした!また遊びに来て下さい。